NTTドコモは10月3日、衛星デジタル放送「モバHO!」に対応した国内で初の携帯電話「MUSIC PORTER X」(三菱電機製)を開発したと発表した。来春の発売を予定している。2.8インチの大型液晶を備えたスライド型端末で、音声・音楽番組の受信に対応している。ただし映像の受信はできない
1Gバイトの内蔵メモリを備え、モバHO!の番組を録音したり、音楽CDなどから楽曲を保存することもできる。またFMチューナーラジオも搭載した。ATRAC3、ATRAC3plus、MP3、AACの楽曲フォーマットに対応し、「mora」で購入した著作権保護対応の楽曲再生も可能だ。なお、外部メモリは備えていない。型番は「D851iWM」となり、位置づけとしては、音楽携帯であるMusicPORTERの派生系端末となる。
FOMA 701シリーズからの機能である「iチャネル」に対応しているほか、700系端末相当の30K iアプリに対応している。表面に32万画素カメラを搭載しておりテレビ電話の利用は可能だが、「おサイフケータイ」「QRコード読み取り」には対応していない。
製品名 MUSIC PORTER X
サイズ(幅×高さ×厚み9 49×108.5×24ミリ)
重さ 135グラム
連続待受時間 300時間
連続通話時間 160分(テレビ電話:90分)
連続音楽再生時間 20時間
連続モバHO!受信時間 2時間
連続FMラジオ聴取時間 18時間
メインディスプレイ 2.8インチ、240×400ピクセル、26万色TFT液晶
カメラ 32万画素CMOS
カラー SAFARI GREEN